コラム COLUMN
どれが悪い状態だと思いますか?
現在のう蝕の治療は、う蝕のプロセスをコントロールする『削らない治療』を基盤としています。その為にはう蝕の原因を知り、う蝕のコントロールに必要な知識を得たうえで実際に生活に取り込む必要があります。
前回のコラムでご紹介した『う蝕のコントロールに関わる5つの因子』から
今回は
バイオフィルム 歯磨き について紐解いていきます。
ヒトの体には自身の細胞より多くの細菌の細胞が存在し、私たちは常在菌と共存しながら生きています。
口の中では、約1.000種類もの細菌🦠が細菌叢(マイクロバイオーム)と呼ばれる集団を作り、独自の生態系のなかでバランスをとりながら生息しています。
細菌たちが歯面に形成するバイオフィルム
歯科の二大疾患であるう蝕と歯周病の直接の原因となり、全身疾患ともかかわります。
歯磨きせずにはいられないお話しばかりを、ならべました。
上の写真
清掃用具が適切に当たり、う蝕の原因であるバイオフィルムが取り除かれると、進行中の活動性う蝕は非活動性となって停止します。
前回のコラムでの、う蝕のプロセスをコントロールする『削らない治療』のヒントはまだまだあります。
バイオフィルム 歯磨き については
次回以降もご紹介できる内容盛り沢山です。
お楽しみに!
検診時にもご紹介できます。ご自身のお口の状態を確認してみませんか?