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口腔マイクロバイオームに影響を与えるのは?

 

 

 

 

 

口腔内を健康に保つためには、原因を知ることから始まります。

まずはそのプロセスを知ることでお口や歯に関心が深まれば幸いです。

 

 

 

 

口腔マイクロバイオームに影響を与えるのは、まず食生活。

 

口腔マイクロバイオームと食事や栄養素との関係を調べた研究はあまりなく、実際のところよくわかっていないようです。

ただ食生活の中はっきりしているのは糖質、特に砂糖の摂取です。

mutans streptococciやlactobaciliなどのう蝕関連細菌は、糖質を代謝してエネルギーを得て酸を産生します。

 

糖質の摂取が多くなると、プラーク内の酸が多くなり、酸に耐性がある細菌が増加していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして人間の行為で、口腔マイクロバイオームに直接影響を与えるもの、、、

それは、キスだそうです。

 

 

 

人類学者がキスの起源を示す際に用いる説明の1つに「キス・フィーディング」があります。

親が幼い子のために食物を前もって咀嚼して軟らかくし、親から子へ口移しで食べさせることをいいます。

また、キスは人間の本能だという説を唱える学者もいるそうです。

 

 

 

 

どちらにせよ、キスは相手にマイクロバイオームを移すということ。

同居しているカップルの口腔マイクロバイオームがよく似ていることを示した研究もあります。それは、キスをしているからなのか、似たような居住環境で暮らしているからなのかを調べるために、何組かのカップルを追跡する研究が取り組まれたそうです。

 

 

 

その結果、カップルの口腔の類似性は大きく高まりはしないことを見いだした一方、ふたりの唾液のマイクロバイオームはどんどん似てくることがわかったのです。

 

 

また、ラクトバチルスとビフィズス菌を入れたヨーグルトで対照実験もおこない、

10秒のキスで平均8,000万以上の細菌が移動することも確かめたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

カップルも夫婦も家族も、お互いの健康を思いやり、一緒に口腔ケアをすることで、笑顔が増えますね💛

当院では、そのお手伝いさせて頂きたいと思っております。

ご来院お待ちしております。