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歯ぐきの腫れは、すでに歯周病が進んでいるサイン!

みなさん、こんにちは。吉祥寺駅から徒歩3分の御殿山花歯科医院です。

 

歯周病は静かに進行する病気なので、歯ぐきの腫れなどの自覚症状が出たときにはすでに歯を支える骨にまで影響が及んでいるかもしれません。

 

何もトラブルのない健康なうちから歯科医院でプロの目による検診を受けておくと、悪化する前に早期発見からスムーズに早期治療へと移れます。

 

歯周病の進行を見極める「歯周ポケット」

健康な状態の歯ぐきは、きれいなピンク色をして引きしまった状態です。歯周病の有無や進行度合いを判断する基準の1つに、歯周ポケットの深さがあります。

 

歯と歯ぐきの間にある隙間のことを歯周ポケットといいますが、健康なときには1~2mmほどの深さがあります

 

歯周病のごく初期の歯肉炎になると、歯ぐきの炎症が始まり、この歯周ポケットは2~4mmほどになります。この時期に治療を始めれば治りが早いですが、一般の方ではトラブルが起こり始めているとなかなか気づけません。

 

歯周病の原因菌が歯槽骨(歯を支える骨)などに進み、歯ぐきの炎症がひどくなると、軽度の歯周病と判断されます。歯周ポケットは3~5mmほどになります。ここですでに歯槽骨はダメージを受けています。

 

炎症がさらに進んで歯槽骨が半分ほど破壊されてしまうと、歯周ポケットの深さは4~7mmにまで拡大。歯がグラつき始めます。中等度の歯周病です。

 

なにも治療をせずに放置し続けると、歯槽骨はどんどん破壊されてなくなり、歯はグラグラになってしまいます。歯周ポケットは6mm以上の深さになり、中には10mmを超える場合も。こうなると重度の歯周病となり、手遅れになると歯が抜け落ちてしまうことになりかねません。

 

歯周病は全身の病気とも関連が深い

歯周病が怖いのは、歯が抜けてしまうだけではありません。

歯周病の原因菌や、そこから出される毒素は、全身の病気とも深く関係していることがわかっています

 

糖尿病・狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・骨粗しょう症・誤嚥性肺炎などを発症するきっかけになったり、もともと症状がある場合は悪化させたりすることがあります。

また、妊娠している方は早産や低出生体重児のリスクが高くなるともいわれています。

 

歯周病を未然に防ぎ、些細なトラブルも見逃さずに早めに対処することが、全身の健康のためにも重要です。

 

歯周病の診療を得意としている御殿山花歯科医院では、軽度から中等度はもちろん、重度の歯周病治療にも対応しています。

歯槽骨が破壊されてしまった方も、歯槽骨の再生治療によって歯を残せる可能性があります。吉祥寺駅近くの当院まで、一度ご相談ください。