コラム COLUMN
きちんとできてる? 自宅での歯の予防ケア方法
みなさん、こんにちは。吉祥寺駅から徒歩3分の御殿山花歯科医院です。
1年365日のうち、歯科医院で予防ケアをするのは数日だけという人がほとんどでしょう。
治療がない限り、定期検診やメンテナンスは3ヶ月に1回程度なので、360日以上はご自身だけで自分の歯の健康を守らなければいけません。
ご自宅での適切な予防ケアについて、一度見直してみませんか?
ご自宅での予防ケアの基本は、毎日の歯磨きです。
しかし、自己流のブラッシング方法では、あまり効果がない場合もあるので注意しましょう。
適切なブラッシング方法で磨けば、予防も効果的にできます。
磨くときは、歯ブラシの毛先をきちんと歯の面にあて、5㎜ほどの幅で小刻みに動かします。
歯の溝の汚れをかき出すように、1本ごとに20回ずつが目安です。
歯と歯ぐきの境目は、特に汚れがたまりやすい場所。
歯ぐきに対して歯ブラシを45°の角度であて、小刻みに磨きます。
同じく汚れが落ちにくい歯と歯の間も、同様に磨きましょう。
歯並びがデコボコしている部分や、高さが違う歯には、歯ブラシの毛先がちゃんとあたるように角度を調整してください。
歯磨き剤には、フッ素が配合されているものを使うと、より効果的に予防ができます。
薬局などでは高濃度の1450ppmの歯磨き剤も販売されています。
Q歯ブラシの選び方がわかりません。柔らかいの中ぐらい、
A.歯ブラシは道具なので、
皆様それぞれ、
例えば、
実は歯ブラシ選びは難しいですし、
正しい歯ブラシを選んでもらえる歯科医院を選べるといいですね。
歯ブラシ選びの際も、お気軽に御殿山花歯科医院までご相談ください。
歯ブラシだけではどうしても毛先が届かない歯と歯の間には、デンタルフロスを使うとよいでしょう。
糸が巻いてあるタイプと、ホルダーに付いているタイプがあります。
どちらも使い方は一緒で、歯の面をこするようにして糸を前後に動かしながら歯と歯の間に入れていきます。
初めて使う場合は、ホルダータイプの方が使いやすくておすすめです。
歯間ブラシは、隙間が空いている歯と歯の間を磨くのに適しています。
歯ブラシを使うのと同じように、歯の側面に毛先が当たるのを確認しながら小刻みに動かして汚れを取りましょう。
歯ブラシだけで磨いたときの歯垢除去率は61%に対し、デンタルフロスや歯間ブラシを組み合わせた場合は85%にまで上がったという調査報告もあります。
しかし、歯垢や歯石など、お口の汚れはご自宅のケアだけでは落としきれないのが現状です。
あわせて、歯科医院で定期的な検診とクリーニングを受けることをおすすめします。
吉祥寺駅近くで予防に注力する御殿山花歯科医院では、予防・クリーニング専用の予防室をご用意しています。
歯のプロである歯科医師・歯科衛生士が、専用の機器を使ってクリーニングを行います。お口の中をすっきり清潔にするために、ぜひ一度お越しください。